尾高忠明指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団 第九 12/28

たぶん、今年のコンサート納め。尾高忠明指揮大フィルの第九。本当は、先週2公演ほど別の第九公演のチケットを買っていたのだが、急な中国出張が入り行けなくなった。なので今日の第九なことし3度目。大阪、フェスティバルホールにて。

尾高さんと大フィルの第九は去年聴いて大感動したのでことしも来たわけだが、やはり期待に違わぬ名演。正攻法で押し出しがよく、奇の衒いやハッタリは皆無、堂々とベートーヴェンの大交響曲を奏でていく。

大フィルは、驚くほどの音圧と熱量。なんで、こんなに広いホールなのに、こんなに音が響くのだろう。縦の線がビシッと揃っていて最高に心地良い(以前、知人から、「フェスティバルホールはPAを使っている」というまことしやかな話を聞いたことがあるのだが、本当なのだろうか…)。

基本的にはインテンポ。去年若干不満を抱いた第3楽章も、淡々とインテンポで進んでいくのだが、この飾り気のなさが滲みる。終楽章、100人規模の大フィル合唱団含めて力強い演奏。最後の4重唱で、アルト・ソロが地声みたいないとんでもない音を出し続けていたように聞こえたのだが、気のせいだろうか?ものすごい違和感を覚えたのだが…。終演とともにブラヴォーの合唱に。納得。

オケがはけた後は、恒例の合唱団による『蛍の光』。去年に引き続き、ペンライト&ドライアイスなど生かした演出。涙腺崩壊。去年同じ場所で同じ曲を聴いてから丸一年。ことしもあっという間に終わってしまった。約80公演のコンサートを聴き、同時に、とてもよく働いた1年。こうして生きているおかげで、素晴らしい音楽を聴ける。素晴らしい。

クラシック音楽の世界で言えば、大好きなジェシー ・ノーマン、そして、マリス・ヤンソンスが亡くなった。とりわけ、実演で何度も聴き、その真摯な音楽づくりとエンターテインメント性で何度も心を揺さぶってくれたヤンソンスが亡くなった事実をいまだに受け止めてきれずにいる。

素晴らしい音楽を、聴けるときに、存分に聴いておきたいと思う。来年もできる限り音楽を楽しみたい。

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