テーマ:旅行記

【in バーデンバーデン復活祭音楽祭】 ラトル指揮 ベルリンフィル 『トリスタンとイゾルデ』

初めて訪れる、バーデンバーデン。お目当ては、復活祭音楽祭である。ラトルの指揮するベルリン・フィルがピットに入っての『トリスタンとイゾルデ』。それはもう、言葉にならないくらいめちゃくちゃ期待していたのだが、結論から言うと、何とも不思議な『トリスタン』を聴いた(聴かされた)気分。というか、『トリスタン』を聴いた気があまりしない・・・。一方、…
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【in ザルツブルク復活祭音楽祭】 ドレスデン国立歌劇場 ティーレマン指揮 『オテロ』

「ティーレマンのヴェルディ?」と、若干ピンと来ていなかった自分の不明を恥じた。凄絶きわまりない『オテロ』だ。オペラ公演の最高峰と言えるような、ものすごい場面に居合わせることができた。歌手も超一流だが、ピットに入ったシュターツカペレ・ドレスデンが、これまたすごい。超ド級の、ものすごい熱量の音楽だ。気軽に触ったらやけどをする。BPOの後を継…
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【in ケルン】 ケルン歌劇場 ロト指揮 『ドン・ジョヴァンニ』

『ローエングリン』『パルジファル』と続いて、『ドン・ジョヴァンニ』となると、どこか「ホッ」とした気分になる。この日の公演は、心底楽しみにしていたものだ。最大の注目は、指揮のグザヴィエ・ロト。最近、日本への客演でも名を挙げている人だが、古楽器でドビュッシーやストラヴィンスキーを自在に解釈し、かと思えば、手兵のSWR響とはR・シュトラウスの…
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【in ベルリン】ベルリン国立歌劇場 バレンボイム指揮 『パルジファル』

明後日3/27(日)は、キリスト教の復活祭。きょうは、その2日前、いわゆる「聖金曜日」だ。ということで、演目は『パルジファル』。いまやすっかり巨匠ワーグナー指揮者としての名声を獲得した、バレンボイムとSKBによる上演。歌手も超一流、しかも、聖金曜日。「これ以上何を望もうか」・・・と言いたくいなるところだが、個人的に、この作品は「鬼門」で…
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【in ミュンヘン】バイエルン国立歌劇場 ケーニヒス指揮 『ローエングリン』

「いやぁ、これだからオペラ放浪の旅はやめられないんだよなぁ」と心の底からつぶやきたくなる、素晴らしい公演だった。心が震える大感動。バイエルン国立歌劇場の『ローエングリン』。実は、5年前にこのオペラハウスで全く同じ演目をみたのだが、ついまた来てしまった。彼らのお家芸中のお家芸。それでも、まったく妥協するところがない。徹頭徹尾、真剣勝負。息…
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【in エッセン】エッセン歌劇場 ネトピル指揮 『エレクトラ』

およそ5年ぶりのヨーロッパだ。以前、好き勝手に放浪三昧をしていたのは、大学生のころ。時間が有り余っており、夏場に1~2カ月訪れては、ロンドンからローマまで好き勝手に動き回りながら、一流の演奏に触れ続けることができた。いま思えば本当に大きな財産だ。就職すると、めっきり時間もなくなった。東京に住み、それなりにコンサート通いもつづけたが、やは…
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【in ベルリン】バレンボイム指揮 ブロンフマン(pf) シュターツカペレ・ベルリン演奏会 1/24

早いもので、真冬のヨーロッパ放浪もついに最終日。オペラ鑑賞は昨日で終了し、最終日は、バレンボイム/SKBの演奏会を聴く。個人的に、バレンボイムは、いまだ実演を聴いたことがない大物音楽家の筆頭格。運よく、ベルリンでSKBの定期があったため、それを聴く。メイン・プロは、バレンボイムお得意の『悲愴』交響曲。 【前半】 ・バルト…
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【in ライプツィヒ】 ライプツィヒ歌劇場 『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 1/23

とうとう、オペラ10連発の最終夜。かつ、ワーグナー第5弾である。演目は、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』。4時間半近い大作だが、この日は心底楽しんだ。コバーの指揮するゲヴァントハウス管も、なかなか冴えていたが、何より、ヴォルフガング・ブレンデルのザックスがものすごく良かった。歌唱から風体から、まさに「ザックスそのもの」である。 …
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【in ベルリン】 ベルリン・ドイツ・オペラ ロジスター指揮 『タンホイザー』 1/22

オペラ10連発の9日目にして、ワーグナー第4弾は、『タンホイザー』。『タンホイザー』は、昨年9月に、ウィーン国立歌劇場にて、ウェルザー=メストの指揮で聴くことができたので、「今回はもういいかな…」と悩んでいたのだが、結局足を運ぶことにした(というか、不思議とメストの『タンホイザー』は印象に残っていない)。目的は2つ。1つは、ベルリン・ド…
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【in フランクフルト】 フランクフルト歌劇場 K.ペトレンコ指揮 『トスカ』 1/21

怒濤のオペラ10連発の第8夜。昨年9月に引き続き、再びフランクフルト歌劇場を訪れる。後半戦は、『ローエングリン』、『タンホイザー』、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』とヘヴィーな演目が続くので、『トスカ』で一息(失礼!) という塩梅である。なお、この日の目的は、ほぼ1点。次期バイエルン国立歌劇場音楽監督、キリル・ペトレンコの実力調査…
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【in ミュンヘン】 バイエルン国立歌劇場 K.ナガノ指揮 『ローエングリン』 1/20

怒濤のオペラ10連発の第7夜、かつ、ワーグナー第3段は、『ローエングリン』である。ミュンヘンに来るのはもう4~5回目だが、これまでは、あいにく、滞在日とバイエルン国立歌劇場の公演日が重ならなかった。しかし、今回は幸運にも『ローエングリン』である。なお、ナガノ/バイエルン国立歌劇場は、今秋、この『ローエングリン』を引っ提げた来日を予定して…
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【in チューリッヒ】チューリッヒ歌劇場 ホグウッド指揮 『フィガロの結婚』 1/19

オペラ10連発の6日目。おなじみの『フィガロ』である。チューリッヒ歌劇場のモーツァルトは、アーノンクールの録音などを通じて、日本でも人気が高い。今回、指揮はクリストファー・ホグウッド。どのような古楽風『フィガロ』を演奏するのか、ずいぶん期待していた公演である(なお、演奏面以外の話ではあるが、この日は驚くべき展開が待ち受けていた。この日記…
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【in チューリッヒ】 チューリッヒ歌劇場 サンティ指揮 『ナブッコ』 1/18

やっぱりヴェルディは面白い。底ぬけた明るさ・楽しさと解放感がある。こちらに来てから、もっぱら独墺系の演目中心にみてきたが、この日は久々のイタリアもの。ヴェルディ初期の代表作で、古代バビロニアを舞台とした『ナブッコ』である。主役ナブッコは、当代きっての名バリトン、レオ・ヌッチが歌う。チューリッヒは、一昨年、初めてヨーロッパにやってきた自分…
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【inプラハ】 プラハ国民劇場 ミュラー指揮 『ルサルカ』 1/17

独墺系の演目がしばらく続いていたが、この日は少々趣向を変えて、ドヴォルザークである。もっとも、『ルサルカ』は、名前こそ知っていたものの、これまでほとんど音楽を耳にした記憶もなく、筋書きも初めて知ったような状態だったのだが、結果的にけっこう楽しめた。そもそも、プラハ国民劇場は、このオペラが初演された地だそうだ。なかなかいい演目をみることが…
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【in シュトゥットガルト】 シュトゥットガルト歌劇場 M.ホーネック指揮 『ばらの騎士』 1/16

ハンブルクの『パルジファル』に始まった今回の放浪も、ブロムシュテットのブルックナー、ベルリンの『こうもり』、ライプツィヒの『トリスタンとイゾルデ』を経て、音楽鑑賞5日目にして『ばらの騎士』に到達。いやはや、ヨーロッパの音楽事情恐るべし。毎日、どこかで凄まじい催し物がある。 シュトゥットガルトを訪れるのは初めて。日本ではあま…
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【in ライプツィヒ】 ライプツィヒ歌劇場 コバー指揮 『トリスタンとイゾルデ』 1/15②

真冬のヨーロッパ放浪でのワーグナー鑑賞第2段。昨年夏のサロネンの超名演以来、すっかり自分にとって身近な作品となった『トリスタンとイゾルデ』を、ワーグナーゆかりの地ライプツィヒでみる。指揮者、歌手ともども知っている人はいなかったが、何せ、ピットに入るのは、私の大好きなライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団である。どうやら、この『トリスタン…
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【in ライプツィヒ】 ビラー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 トーマス教会 1/15①

前日の『こうもり』に満足したためか、日本でもここしばらくしたことのないような大爆睡から目覚めたのが朝9時過ぎ。ホテルのチェックアウト時間をずらし、生き抜くために大量の朝食を摂取。歯の調子も戻り、のど具合も復活し、時差ボケからも100%解放された抜群のコンディションで、ライプツィヒへと移動する。 ライプツィヒ到着後、中央駅に…
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【in ベルリン】 ベルリン国立歌劇場 メータ指揮 『こうもり』 1/14

掛け値なしのお楽しみ演目、『こうもり』をベルリンでみる。自分自身、年末年始は、C.クライバーのCDとDVDを引っ張り出してきて楽しむことが多いこのオペラだが、実演でみるのは、かれこれ10年ぶりくらい(たしか、前回は、プラハ国立歌劇場の来日公演だったと思う)。しかも、超高水準なベルリン国立歌劇場のオケを、メータが振っての演奏だから、はずま…
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【in ハンブルク】 ブロムシュテット指揮 ラクリン(Vn) 北ドイツ放送交響楽団演奏会 1/13

ハンブルク2日目。今回の放浪では、オペラをメインに据えたため、オーケストラ・コンサートに足を運ぶ機会は、実は2~3度ほどしかない。今晩は、そのオーケストラ演奏会の1晩目。日本でもおなじみのブロムシュテットが指揮する、北ドイツ放送交響楽団の演奏会。プログラムは、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番とブルックナーの交響曲第3番である。ハン…
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【in ハンブルク】 ハンブルク国立歌劇場 S.ヤング指揮 『パルジファル』 1/12

真冬のヨーロッパ放浪、音楽鑑賞第1夜は、ハンブルクでのワーグナー。この日、朝起きたら、前日から続くのどの痛みが倍増している。声が出ない。「これはとうとう風邪をひいたか?」、と焦る。昨日歯の被せものがはずれたかと思えば、今度はのどに来た。まさに満身創痍(?)である。真冬のヨーロッパで、こんな状態で半月間も放浪生活が続くのか、と、とことん不…
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【inベルリン】 またまたやって来ました~真冬の欧州音楽放浪 1/11

懲りずにまたまたやって来てしまった。まとまった時間が確保できたので、当初はアメリカに行く予定をずっと練っていたのだが、諸事情あって断念せざるを得なくなってしまい、やってきたのは結局ヨーロッパ。今回の旅では、ヨーロッパの大陸側(ドイツ中心)をまわって、冬の欧州の音楽事情を体感したい、というコンセプトである。 【ハンブルクの夜景】 …
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【in ドルトムント】サロネン指揮 フィルハーモニア管 『トリスタンとイゾルデ』 9/17

今回の旅の最終日。ドルトムントでの『トリスタンとイゾルデ』だ。朝ミュンヘンを発ち、14時ころにドルトムント着。駅前の繁華街からは逆方向にある住宅街の安宿に投宿した後、疲れをとるべく少々の仮眠。何せ、晩は長丁場だ。 16時前に宿を出て、そのままドルトムントのコンツェルト・ハウスへ。サロネン/POは、この9月、ルツェルン・ドル…
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【in ミュンヘン】ラトル指揮 バイエルン放送交響楽団演奏会 9/16

驚きのコンビネーションによる演奏会だ。ラトルがバイエルン放送交響楽団を指揮するのは、初めてのことらしい。ラトルは、指揮者としてマリス・ヤンソンスのことを尊敬(?)しているというが、今回は、ラトルが、そのヤンソンスのオケを指揮するわけである。バイエルン放送交響楽団は、私個人にとっても、大のお気に入りのオケの一つ。このコンビネーションは、相…
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【in ウィーン】アーノンクール指揮 ラン・ラン(p) ウィーン・フィル演奏会 9/14

このコンサートは、今回の旅のハイライトと考えていた演奏会の一つ。会場がムジークフェラインではなく、アン・デア・ウィーン劇場なのが少々残念だが、個人的にはアーノンクールを聴くのは初めてなので、ずいぶんと期待していた。CDで聴くと、面白いには面白い演奏をするアーノンクールだが、どうも繰り返し聴きたくなる類の演奏ではない気もする。そんな彼の真…
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【in ウィーン】ウィーン国立歌劇場 バレエ『オネーギン』 9/13

この日は、旅立つ直前に「ウィーン泊」と決めた日程で、それに合わせて、無理やり国立歌劇場の公演チケットを買った。開演前、歌劇場に行ってチケットを引き換えるまで、てっきり、チャイコフスキーの歌劇『エフゲニ・オネーギン』をやるものだと思っていたのだが、ふたを開けてみると、バレエだった、という始末。ルツェルンの悲劇に引き続くショックを受けつつも…
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【in ボン】ケント・ナガノ指揮 バイエルン国立管弦楽団演奏会 9/12②

エッセンでのマチネー・コンサートを聴いたのち、即座にボンに移動。言うまでもなく、ボンは、ベートーヴェンの生まれた街だ。ということで、この地で開かれている、ベートーヴェン・フェストなる音楽祭に実態調査に出かける。ちなみに、今回私が聴くバイエルン国立管弦楽団のコンサートは、プログラムの前半はベートーヴェンだが、後半はブルックナーである。 …
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【in エッセン】シフ指揮&ピアノ カペラ・アンドレア・バルカ演奏会 9/12①

現在活躍しているピアニストの中で、個人的に一番好きなのが、ハンガリーの生んだ名手、アンドラーシュ・シフである。何より、バッハやモーツァルト、さらに新譜のベートーヴェンでは、音楽の清潔感・澄んだ響きが素晴らしい。どれを聴いても、それぞれの音楽のベスト盤に推したくなるような演奏ばかり。そんなシフを、初めてオーケストラ付きの実演で聴く機会がや…
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【in フランクフルト】フランクフルト歌劇場 フランチ指揮 『ドン・カルロ』 9/11

同時多発テロから丸9年。8/26にミュンヘンに入って以来、2週間少々ぶりにドイツに戻ってきた。思えば昨年の9/11も、ドイツにいた。たしかあの日は、ベルリンでショスタコーヴィッチを聴いたのではなかったかな…。今年の9/11はフランクフルト。ドイツ国内ではずいぶんと評判のいいフランクフルト歌劇場に実態調査に出かけるための滞在である。結論か…
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【in ルクセンブルク】ブロムシュテット指揮 グスタフ・マーラー・ユーゲント管演奏会 9/10 

衝撃的に素晴らしい演奏会をルクセンブルクで聴いた。この日は、14:09のTGVでルクセンブルクに移動。この国どんな国かは全く知らず、何語が話されているのかすら知らなかったが、独仏の国境にあり、移動の便も良いので、1泊することにした。この地でのコンサートは、ブロムシュテットとGMJOのヨーロッパ・ツアー最終日。ブロムシュテットは、日本で3…
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