テーマ:CD・DVD視聴記

【CD評】最近聴いたもろもろの音盤について③

さすがにこれだけコンサートに行けていないと居ても立ってもいられなくなり、週末の某コンサートのチケットを買った。相変わらず音盤チェックは続けており、足繁くCD屋に通っている。秋の大収穫とでも言おうか、予想外の名盤との出会いが相次いでおり、収集癖が止まらない。自制したいのだが、こればかりは難しい。いまこのタイミングを逃すと、一生聴かずに終わ…
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【CD評】最近聴いたもろもろの音盤について②

先日に続いての音盤評。ブロムシュテットのベートーヴェンをその後も聴き続けているのだが、6番『田園』を聴くに及び、ついに脳天を打ち砕かれるほどの大感動を覚えた。何だこの比類なき至高の音楽は。実は、個人的にはこの『田園』交響曲が大の苦手、正直大嫌いで、2~3年に一度、CDか何かでサラッと聴ければいいかな、という具合に思っていたのだが、ブロム…
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【CD評】最近聴いたもろもろの音盤について

今月はコンサートに行けなそうだ。去年の今ごろは、関西で浴びるようにマーラーを聴いており、とりわけヤンソンスの9番に打ちのめされていた。ハーディングの5番も凄絶だった。今年の来日オケのラインナップは、ボストン響、ゲヴァントハウス管、コンセルトヘボウ管、ベルリン・フィルと、顔ぶれは恐ろしく豪華だが、どれもプログラムがパッとしない。ガッティと…
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【CD評】友田恭子 モーツァルト ピアノ・ソナタ集

東京は雨のまじる曇天。9月に入り、気温はめっきり冷え込み、残暑の気配すらない。もはや完全に秋、このまま晩秋に突っ込むのではないか、という趣だ。うだるような暑さが続いた8月は、コンサートもオフシーズン、関東と関西でずっと引きこもって本を読んだり、京都や鎌倉の寺を巡ってみたりしたが、秋の気配が香り立って来ると、ふたたび音楽を聴きたいという気…
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【CD評】ジャック・ルヴィエ ラヴェル ピアノ曲集 ほか

「春はあけぼの…」、という清少納言の名文句にならえば、私にとっては「春はラヴェル」である。いっきに咲いて散る桜、その下で上気する人々、吹き抜ける温かみを帯びた風、厳寒の冬が過ぎ去ったことへの心のたかぶり、そして出会いと別れ、…こうした要素を五感で目一杯に感じるとき、頭の中に、『マ・メール・ロア』の古雅なメロディーが、ひとりでに鳴り始める…
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【CD評】ラファエル・ブレハッチ バッハ・アルバム

この間のシフのリサイタルは素晴らしかったなぁと、つぶやき続けている。どれもが珠玉の演奏だった。何より、そのピアノの音が充満する「空間」が、あまりにも上質で豊かだった。あの夜、大都会の一角の、照明が極限まで落とされた夢幻的なコンサートホールに、星がきらめくような清澄なピアノの音が響いていた。その記憶を、いくらでも味わい尽くしていられる。 …
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【CD評】ギドン・クレーメル(Vn) バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータ

チョン・キョンファのリサイタルが転機となって、バッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ・パルティータが、自分の人生への贈り物のような音楽になってきた。毎日聴きあさっている。ちょっと前までは、抹香臭い音楽だと感じて、やや遠ざけていた。何という変節だろう。この変わり身の早さが自分でもイヤになる。ただ、それだけチョン・キョンファからのサジェスチョンが…
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【CD評】ジョルジュ・プレートル指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団 ブラームス 交響曲第1番 ほか

ジョルジュ・プレートルが亡くなった。92歳だったそうだ。息長く活躍した指揮者だった。世評高い、マリア・カラスとの『カルメン』や『トスカ』は半世紀前の録音だ。直近ではウィーンのニューイヤーコンサートを振ったり、すっかり巨匠の仲間入りを果たした感があった。自分も一度VPOとの来日公演で実演に触れられたのは幸いだった。そんな折、ヴァイトブリッ…
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【CD評】エド・デ・ワールト指揮 ロイヤル・コンセルトヘボウヘボウ管弦楽団 フランク 交響曲ニ短調

このところクラシックの新譜CDは、あまりに不作でつまらなすぎる。レーベルの企画力が弱すぎる。業界が不況だという事情は分かるにせよ、特にオーケストラ分野の新譜の弱さは、なんとかならないのか。少しでも渇きを癒したいと、先日ノット/東響のブルックナーの8番を購入。ところが、あまりにも薄い響きに心底がっかりしてしまった。心に引っかかる部分が何一…
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【CD評】ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー劇場管 チャイコフスキー 交響曲第4番 ほか

気まぐれでCD評を。先日の日ロ狂騒曲に影響されてか、最近無性にチャイコフスキーが聴きたくなる。特に交響曲の4番が聴きたくなる。こんなに土臭いのに、どこか洗練されていて、むき出しで感覚に迫ってくる音楽は他にない。特に第1楽章が最高だ。雪道をひたひたと歩くような第2楽章も心に迫る。4番には、5番のような人工臭もないし、6番のようなネクラな感…
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凄絶な、『カルメン』

 今週土曜日は、兵庫県立芸術文化センターにて、ヴェッセリーナ・カサロヴァ主演の『カルメン』。  東京(サントリーホール)の2公演は終了した模様。お聴きになった方々からは、賛否両論出ているようだ。もっとも、自分自身が聴きに行く前に、文字情報に目を通しておくのははばかられることだが…。  しかし、世界を舞台に活躍する、第一級の歌…
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ドイツ銃乱射事件への「葬送行進曲」

仕事前に更新。  夏に念願のヨーロッパ探訪を実現させるべく、いろいろ行程に思いを馳せていたら、シュトゥットガルト近郊で銃乱射のニュース。ドイツは、意外と治安がよくないのだろうか。滞在型での訪問を考えていたので、場所を十分に考えなければならない。  いずれにせよ、ひとつこうした事件があったからといって、「危険な国だ」と烙印を押して…
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ネヴィル・マリナーの『フィガロの結婚』――個性的な歌手陣の名唱を聴く

 今日は、ほとんど音楽を聴く時間がなかった。  こういうときは、これまでに聴いたCDのレビューを書き記していこうと思う。  今日取り上げるのは、いつもいつもで恐縮だが、モーツァルトの歌劇『フィガロの結婚』。以前から大好きなオペラであるのだが、例の同志社女子大での実演で接して以来、以前にも増してこのオペラの魅力に気付き、聴く頻度も…
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N響客演指揮者、プレヴィンとブロムシュテットのリヒャルト・シュトラウス

 N響の首席客演指揮者に、アンドレ・プレヴィンを迎えるそうである。2009年10月から三年契約で。    プレヴィンは1929年生まれなので、今年で80歳。継続的に来てくれるとは嬉しい限りである。前回来日時の映像をみる限り、まだ元気そうだ。そして、演奏そのものはまさに巨匠の風格である。モーツァルトは特にすばらしかった。弾き振りで24…
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N響演奏会とジュリーニの『フィガロ』

 今日は、午前中BS2にてN響演奏会を放映しており、デュトワのストラヴンスキープロであったので、録画しておいた。バレエ音楽『ミューズの神を率いるアポロ』と、オペラ・オラトリオ『オイディプス王(エディプス王)』という極めて意欲的なプログラムである。  それにしても、N響音楽監督を退任した後にあっても、デュトワが振るプログラムはいずれ興味…
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最近出会ったすばらしいバッハ演奏

 今日は仕事前に、手短に更新。簡潔に、推薦盤紹介にとどめる。  最近、モーツァルトと同程度バッハに凝っていて、いろいろな録音を聴いている。  今日推薦盤を紹介するのは、平均律クラヴィーア曲集と、ミサ曲ロ短調。ブランデンブルク協奏曲とか、ゴールドベルク変奏曲とか、フーガの技法とか、他にも大好きな作品はたくさんあるのだが、今回…
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「アメリカ産」モーツァルト――ジェームズ・レヴァインの『フィガロ』

 このところ毎日更新である。   自らの日記代わりに、気軽に始めてみたブログなるものであるが、意外と多くの方に閲覧いただいているようで、ド素人音楽評論家(気取り)冥利に尽きるというものである。  以前は更新をさぼり倒していたが、最近少し生活にゆとりを取り戻して、自宅で音楽鑑賞する余裕も出てきた。最近はもっぱら『フィガロ』をCDと…
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成人の日――万年青年、クライバー研究

今日は成人の日である。とりわけ女性は今日の装いに気合十分で、あちらこちらで振袖姿の麗しき女性を多く目にした。一般に、男性のほうは、数年の歳月が流れても比較的容易に誰だったかの判別がつくが、女性の判別はなかなか一筋縄にはいかないようである・・・。    さて、そんなこんなで世の中には三連休となった方も多いはずである。久々にまとまった…
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本格始動――サヴァリッシュ、クライバーの音楽とともに

 たまにはジャズも聴く。ということでビル・エヴァンズを聴きながらの更新。    大方のところでは昨日(5日)から始動である。  だるさを引きずりつつ電車に乗ったら、市内のJR線・阪急線あたりがやたらと混雑している様子。人身事故である。月曜日に人身事故が多いという話はよく聞くが、昨日は新たな年の始動の日という状況も重なっている。昨年…
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