酔いどれ音楽&読書日記―一人の愛好家の独白

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zoom RSS 新国立劇場『ジークフリート』 6/14

<<   作成日時 : 2017/06/19 14:45   >>

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飯守泰次郎氏のワーグナーは、去年聴いた『ワルキューレ』があまりにも素晴らしくて大感動し、今回の『ジークフリート』も心底期待していたのだが、結果的には前回の感動には遠く及ばなかった。オケの違いと、何より作品の性格の違いが大きいかもしれない。飯守氏がプログラムに書いているように、『指環』4部作の中ではスケルツォのような楽劇で、やや「軽い」というか、爽やかな叙情性が際立つ作品だ。『森のささやき』の静謐で澄んだ室内楽的な響気は素晴らしかったが、第1幕と第2幕は、メルヘンチックでやや気の抜けたような演出のせいもあって、大いに退屈してしまった。

ピットの東京交響楽団は、やや響きが「薄い」という印象。第3幕では大健闘していて、力感みなぎるフォルテには手に汗握ったが、終始「うねり」に欠け、全体を通して軽い演奏に聴こえてしまった。前回の『ワルキューレ』の東フィルは、ピットの中から音が溢れかえってくるような大轟音で駆け抜けただけに、ややギャップを感じてしまった。

シュテファン・グールドを始めとする歌手陣はさすがの絶唱。次回『神々のたそがれ』は、ペトラ・ラングやヴァルトラウト・マイヤーなど、信じられないような大御所が揃う。聴き逃せない。










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