本格始動――サヴァリッシュ、クライバーの音楽とともに

 たまにはジャズも聴く。ということでビル・エヴァンズを聴きながらの更新。
 
 大方のところでは昨日(5日)から始動である。
 だるさを引きずりつつ電車に乗ったら、市内のJR線・阪急線あたりがやたらと混雑している様子。人身事故である。月曜日に人身事故が多いという話はよく聞くが、昨日は新たな年の始動の日という状況も重なっている。昨年が例の金融破綻でてんやわんやだったから、今年の先行きをも悲観して、気持ちがいっそう鬱屈してしまうという事情にもある意味納得できる。しかし、事故によって足止めを食らう多くの人もいる。ほとんどの人は暗い気持ちとともに昨日の朝を迎えたことだろう。安易に命を絶たず、今一度冷静になってほしかった・・・。始動した日の朝から、いきなり暗い話題が襲ってきてしまい、こちらも滅入ってしまう。ちなみに、人身事故の損害賠償(?)として、その事故によって足止めを食らった人数×○(円)という計算式が用意されているようで、その請求はすべて遺族にいくそうだ。悲劇の連鎖が繰り返されるようで、言葉が失われる。
 
 さて、実は一昨日も更新を試みたのであるが、かなりの文字数に達したところで突然本文が消え失せてしまったのだ!ちなみに、一昨日は昨年のコンサート概観を記していたのであるが、跡形もなく消えてしまったので、今はすっかり同じことを書く気力を失っている。なので、いくつか思いのままに話題をつづってみる。
 
 昨日は今年初めてのCD&DVD&書籍を買い物した。すべては列挙しないが、CDではたとえばサヴァリッシュの『カプリッチョ』全曲(R.シュトラウス作曲の歌劇)。

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 以前デラ=カーザの『4つの最後の歌』を買ったときに、この曲のフィナーレか何かがカップリングされていて、それにひどく感動したものだから、大幅に値下がりしていたこの機会に購入したのだ。とにかくキャストがすごい。シュワルツコップ、ヴェヒター、ゲッダ、ディースカウ、ホッター、ルードヴィヒ、モッフォ・・・錚々たる面々ではないか!!!未聴であるが、大いに楽しみである。それにしてもサヴァリッシュ、30歳そこそこの齢で、とんでもない録音を世に送り出した。50年代からやはり期待の若手であったのだ。日曜日にN響アワーでこの人がブルックナーの1番を振っているのが放映されていたが、あれを聴いていてもつくづく「力のある指揮者なんだ」と納得させられた。あの精緻を極めた指揮はどうだろう。指示が細かく、それを完全に両腕(指揮棒)で指図してのけている。やはり大物なのだ。といいつつも、どこか文字通り「サバサバ」した気風が感じられることも多い(笑?)世に問われているこの指揮者の録音は数多く存在し、私もその大部分をを所有して聴いてきたが、どこか聴後感が弱いのである。ロンドンフィルとのブラームスやフィラデルフィア管弦楽団との一連の録音にそれは端的だ。ブラームスの4番の1楽章冒頭主題の微細なニュアンスにはとにかく身震いするほどであったのだが、全体を通しての音感はどこか冷めており、今ほとんど思い出せない。フィラデルフィア管弦楽団自主制作のシューマン交響曲全集もそうだ。あと一歩、ほんの微妙なニュアンスなのであろうが・・・。ただ、やはり20世紀ドイツを代表する一人の厳格なマエストロであるという事実は否定できないだろう。
 
昨日購入したDVDでは、とにかくカルロス・クライバーの『バラの騎士』新盤が楽しみである。第1幕のみ鑑賞したが、美しい演出、モルの板についたオックス、ウィーンフィルの情緒纏綿たる美感、クライバーの躍動する指揮、どれをとってもすばらしい。ロットの元帥婦人も気品があって良い。オッター演ずるオクタヴィアンもフレッシュなよさがある。そして背丈も大きい(笑)2幕・3幕と早めにゆっくり鑑賞したいものである。
 
 書籍も、音楽書含めて面白そうなものを数冊購入してきた。やはり古書店外にいくとCD屋同様胸が弾む。
 
 今日はこんなところで、次回以降、また徒然なるままに雑感をつづっていきたい。先日予告したコンサートレビュー等は、またおいおいアップしていきたい。ただ、時期の保障は一切出来ません、あしからず(笑)
 

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